二酸化炭素への取り組みは各国が知恵を絞っているようです。
ドイツなど、自然エネルギーにかじをきった国も少なくないですが、その現実は厳しいものです。
原子炉から数年かけて自然エネルギーへの転換は、経済に甚大な損害を与えます。
日本においては福島の原子炉発電の急所を抑え込まれたため、大きく火力発電にかじ取りをし、世界でも有数の火力発電の二酸化炭素発生国に成り下がっています。
国策としてのエネルギー対策などないに等しいというのが実情です。
再生可能エネルギーと言っても、限界があります。太陽光や風力など、各企業がこぞって参入していますが、コストとの折り合いも取れず、そこに光明を見出すのはほぼ難しいという現実に阻まれます。
1人1人が二酸化炭素の削減に取り組むことは、現実的ではないかも知れません。
この100年石炭、石油という化石燃料に分類される燃料で、産業革命後文明国は発展しました。この21世紀にこのような事態に陥るとは考えもしませんでした。
それに代わるもの、燃焼しても悪質な物質を排出しない技術。これがこれからの技術です。
今回私どもが提唱している燃焼システムは、物の処理に一切二酸化炭素を発生しないものです。
今の規模では地球上のプラステックを燃焼することは到底無理です、がしかし小さな前進がこの世の未来を変えるパワーになるのかもしれません。
現実的に今私たちが取り組むのは、日本国中に何十万体の身元の分からないお骨を抱えているご遺骨を無公害で処理をすることです。
また散骨や合祀墓などの将来にその遺恨を残すことより、より明快に故人の姿を自然に還すという、地球にとって大切な取り組みであると信じています。
将来は装置の拡大も視野に入れて、ベトナムなどプラスティックで汚染されている国々の二酸化炭素削減にも寄与していきたいと思います。ホーチミン郊外での取り組みにも着手を目指しています。
地球自体の危機に今少しの努力ではありますが、この熱量でペルチェ素子などを利用し、発電までを実現化したいという試みです。
間違いなくその潮流はそこまで来ています。